|
|
2011夏公演『暗い森のソナン』公演内容はこちら | |||
迷い込んだ人間の魂を食べてしまうという伝説の暗い森。 ある夜闇の王ブラックエルクによってひとりの少女が暗い森に連れ去られた。 そして翌朝森はその凶暴な姿を現し人々を次々とその闇の中に飲み込んでいった。 ものがたりはこの恐ろしい事件をきっかけにはじまります。 少女Sonanはその不思議な力で闇の剣とともに王ブラックエルクを奈落の闇に封印し人々を元の世界へ戻します。 しかしその代償としてSonanは心を失い森とともに消えてしまうのでした。 それから7年後Sonanの親友だった砂漠ウサギのSolhaは七色の谷で暗い森へたどりつく手がかりを見つけます。 一方ヌルヌル王国東西一の魔法使いBooscaとBenskaも7年前の事件の秘密を知ります。 SolhaはSonanの形見である七色の羽に導かれて森の鍵を手にします。 BooscaとBenskaの前に現れたヌル王と妖怪黒Ganesha。Sonanを捕まえて闇の剣を手に入れるよう二人に持ちかけます。 森の恐しさに一度は尻込みをする二人も剣の秘密を知るやSolhaを追っていばらの洞窟へと向かいます。 しかし暗い森でSolhaたちが出会ったのは心を失くし恐ろしい魔物をあやつる森の王と化したSonanでした。 SonanはSolhaの説得にも耳を貸さず3人を闇の迷路へ閉じ込めてしまいます。 Solhaの落とした人形が妖怪赤Ganeshaに変わりSonanに森の謎を解き本当の自分を取り戻すよう忠告します。 奈落の扉の向こうに目覚めつつある闇の王の気配を感じとるSolha。 同時に闇に隠された光の剣を見つけます。 記憶の断片が戻ったSonanは闇の迷路で摩物に襲われたSolhaを間一髪助けだし共に森の謎へと近づいていきます。 隠された呪文で天の窓を開いたSonanはついに森の中心部イノチの泉の鍵を手にします。 しかしその扉の向こうに広がる世界はひとが踏み込めない心の場所。全てのもの事の過去と未来が存在する死の世界でした。 心の場所で幸せだった過去とともに生きる意味を取り戻すSonan。だが同時に終わりある未来をも受け取ってしまいます。 未来を変えるべく再び闇の王に立ち向かうSonan。 しかし闇の王が明らかにした7年前の出来事の真実がSonanの心を打ちのめします。 Sonanの強い意志を知ったBooscaとBenskaも味方となり闇の王からSonanを守ります。 傷ついたSonanをかばい王の攻撃の盾となるSolha。 すべてを失い悲しみに沈むSonan。そして暗い森の存在する理由に気づきます。 はたしてSonanは未来を変えることができるのでしょうか・・。 |
|||
つぎへ |
◎『水曜日のおべんと箱』は静岡県西部地区(磐田、浜松、袋井、掛川)で活動する演劇団です |
|
copyright © Suiyoubi no OBENTOBAKO. All Right Rserved. |