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劇団水曜日のおべんと箱の舞台はすべてメンバーとスタッフによる手作りです。 いったいどのようにして作られているのでしょうか? 順番にご紹介しましょう。 演劇のつくりかた!『暗い森のソナン』 (文責・・中平サケス) 3か月前 『砂漠のルーン』公演もひと段落してホッとひと息の春先。 陽気に誘われて遊びに出かけるメンバー。 でものんびりしている暇はありません。 次回公演は3か月後です。 2.5か月前 さて新作台本の完成です。 配役決定後さっそく全員で読み合わせ。 数回の稽古の中で1時間程度の内容を30分まで絞り込んでいきます。 児童向けの公演では言葉のリズムが大切なので読み稽古に時間の多くをかけるようにしています。 2.2か月前 公演準備の中で最も重要なのは衣装です。 30分の公演では最初の数分で物語の内容がわかる衣装が必要となります。 そのためデザインと作製を通しての細かい質感の表現にはたくさんの時間がかけられています。 おもな衣装は『アタル工房』アタル氏の手によって作られています。 ときどき『猫と私とソウイング社』団長が得意のミシンさばきを披露することもあります。 2か月前 大道具作製開始。 イメージ画をベースに全員で作り上げていきます。 道具類はすべて表象的なデザインですので謎解きとしても楽しめるようになっています。 舞台装置の設計と小道具のアレンジは舞台監督ギック☆氏の手によるものです。 道具類は出番と作製日程が全品チャートで管理されています。 人形類はアタル氏。特殊効果類はGOOD氏の出番です。 ● 徐々に出来上がっていく舞台セットを見るのはとてもワクワクする作業ですね。 1.5か月前 台詞をおぼえたら立ち稽古に移ります。 ここで役者の本領発揮。本番には出せないおもしろ演技爆発でとても楽しい時間です。 児童向け公演では役者の魅力が伝わることが大切なので後半はそのポイントを探す作業に多くの時間をかけます。 1か月前 効果音をつけながらの練習開始です。 暗い森のソナンは音数がとても多くタイミングも速いので音響担当は大変です。 2台のCDJを使って2種類の音を重ねて出すというライブならではの技を使います。音響はアタル氏とDJばななおこ氏。 3週間前 公演準備で最も難しいのが照明類です。 プランと進行表に沿って試行錯誤の中でアイデアを固めていきます。 今回の照明はぐっち氏とばななおこ氏、そして’磐田表現の会からころ’より助っ人まこりん氏。 そしてスモーク&バックライトの特殊効果はGOOD氏とTACO氏、テリィ氏の皆さんでした。おつかれさまです。 2週間前 いよいよ通し稽古です。 この時点ではまだ課題が残っています。 でも各自稽古の手ごたえを感じて本番への勢いがつきました。 前日 搬入とリハーサル。 勢いこんで乗り込むと何故か必ずトラブルが発生します。 メンバー全員に緊張感が走ります。はたして幕を開けることができるのでしょうか・・。 当日 幕が開きました。拍手が聞こえます。 3か月間大変でしたね。皆さんおつかれさまでした。 ● (・・って公演は始まったばかりですね。) それではまた次回公演でお会いしましょう。 (END) |
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◎『水曜日のおべんと箱』は静岡県西部地区(磐田、浜松、袋井、掛川)で活動する演劇団です |
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